家庭とは「失敗をしてもいい場所」

思い通りにいかない子育て

子育てをしていてると、思い通りにいかないことがあります。

親だから子どもが失敗しないようにと思い、先を見越して伝えたとしても理解せず、
子どもは自分の思った通りに進んで、失敗をして、悩む。

「だから言ったじゃない、ママが言った通りにしておけば…」
と言いたいところですが、
子育ての最終目標は
「自分の人生を自分で切り拓き、生きられる人間に育てる」
子どもの生きていくその道に石が落ちていました。

「あぶない」からと石を動かし、子どもが転ばないようにしてあげたいと思うのは親心ですが、
自分の進む道に石があれが、「どうしたら石につまずかないで、前に進めるか」
と考えられる子どもに育てるのが「自立」です。

だからこそ子育てで大切なのは「親子の距離感です!!」

親と言う字は木の上に立って見ると書きますが、
黙って見るというのは親の忍耐力が試されていますね。

本来子どもは自分で育っていく力を持っていますが
だからと言って、親が子どもを放っておき過ぎず、
見守ることで子どもは安心して「自立」できるんです。

この「距離感」近からず、遠からずが難しいところです。

家庭とは「失敗をしてもいい場所」

40代の男性は自分にも部下にも厳しいが、会社での評価は高い。

「人生の成功は自己管理だ」と中学受験のA君に言い続けた。

志望校に合格が出来なかったA君に「自己管理が出来ないから落ちた」と言った。

公立中学に入学したA君はすぐに不登校になった。

部下育てが上手でも、会社の評価が高くても、子育て上手と言えない。

家庭とは「失敗をしてもいい場所」なのです。

「次はがんばるだろう」「おまえのことだから大丈夫」
とマイナス評価よりも、未来を信じてあげられたら、
失敗しても、どんな時でも「今ここにいる」という子どもの存在が
素晴らしいことだと家庭で認められていたら、
外の世界で大きな困難な場面にぶっかっても
なんとか自分で立ち上がれる力「自己肯定感」を育が育ちます。

まずは、親が子どもの存在を否定せず認めてあげることなんです。

生まれた時のあの感動を忘れずに

子どもが生まれた時に感じた幸福感
「私のところに生まれてくれてありがとう」

あの日、あの時の感動を忘れないように
親子の時間が過ごせたらいいですね。

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